鮭とマスの遡上が見れる場所
北海道といえば美味しいものがたくさんありますが、その一つにサーモンも入っているのではないでしょうか?
鮭が川の流れを逆らって産卵しにいく場面を、テレビで見たことがある方も多いかと思いますが、北海道にある遠音別橋という場所では実際に遡上を見ることができます。
そんなの見て何が楽しいの?と思われる方もいるかもですが。。。(私もでしたが)
これがめっちゃ感動するんです!
と、いうわけで今回は遠音別橋で見れる鮭の遡上をご紹介しようと思います。
ここではカラフトマスの遡上も見られますよ。
遠音別橋
場所:北海道斜里郡斜里町真鯉地区
見学時期:8月下旬〜9月下旬
駐車場:あり
金額:無料
遠音別(おんねべつ)川のある場所
地図で検索してもなかなか出てこないのですが、Google Mapでは「オンネベツ川鮭鱒観覧施設」で出てきました。途中の道は写真参照。THE北海道の海!という感じの寒そげなオホーツク海を眺めながら現地へ向かいます。車ほとんど通ってません。
ちなみに私が行ったのは9月下旬で、見学の時期としてはぎりぎりでした。
遠音別川は知床半島にあります。国道334号線をウトロへ向かう途中に忽然と現れます。
すぐ近くに無料の駐車場があるので、近くで降りて歩いて行けますよ。
遠音別川の鮭鱒観覧施設
鮭のマークがあるのですぐにわかります。
こんな激流で岩だらけの川だったので、あれ?ここ本当に鮭見れるの?と思ってしまいましたが、
いたー!!!がんばれ!!
激流から少し離れた、まだ流れの強くない場所にたくさんいました!!
体は丸々としていますが、体は傷だらけ。ここに来るまでに、まずは海から川に入る水の流れが早い場所を乗り越えてこなければなりません。
オホーツク海と遠音別川の入り口を乗り越えた鮭が、この穏やかな水流で一旦休憩してから激流に突入します。
よくよく見ると激流にも鮭がいました。体がさらに傷だらけ。。。
鮭やマスの遡上を見て何が感動するかって、、、
自分の命を削りながら未来のために命懸けで激流を上る、その生命力を強く感じることができるからです。頑張っている姿を見ていると、ついつい応援したくなります。
鮭は川で生まれて3〜4年で再び戻ってきます。もう少し時期が早ければ、もっとたくさんの鮭が産卵のために泳いでいるはずです。川が鮭で埋め尽くされます。
鮭は産卵が終わると体が白くなって、ここで命を終えるのです。そして死んだ魚は哺乳類や鳥類の餌になってゆきます。。。
食物連鎖です。
まとめ
観光で見るには少しマニアックかもしれませんが、本当に生命の神秘を感じられる場所なので、人生で一度は観覧してみても良いのではないでしょうか?
北海道に寄られた際はぜひ訪れてみてください。